2024-04-22
2023-06-23
六甲歯研はSDGs委員会を立ち上げ、目標に取り組んでおります。
2年に一度行われる世界最大のIDSデンタルショーが2015年3月10~14日までドイツのケルンにて開催されました。
そのうちの3月12日、13日、14日の3日間の視察に行ってきました!
とにかくデカイ会場でケルンメッセの大きさは何と幕張メッセの5倍の広さ!
出展者は2,201社で151カ国から集まった入場者は138,500名以上で過去最高とのこと…
2013年7月に三井化学がヘレウスデンタルを買収した後、初めてのIDSですが、フューチャーコーナーと銘打った一角で気になる製品が2点参考出品されてたので紹介します
1点目はほかのメーカーも多数出展してました義歯用CADCAMで、義歯床用の材料をCADCAMで削りだしてそこにフィットする人工歯をボンディングして義歯を製作するというものです
2点目がレーザーミルで、CAD/CAMのミリングを、バーではなく、レーザー光によって行うというもの
削ったカスは蒸発してなくなるそうで、削りあがりのクオリティも非常に高いものでした
2016年2月の販売開始を目標に開発を進めているのだとか…
レーザーミルはデンタルウィングからも出展されてましたが、実演でビタのエナミックを削っていました
残念ながらマージンがのこぎり状でしたが、まだ試作段階なのでレーザーのスポット径やパラメーターなど改善していくとのこと…
今回のIDS2015は、世界各社から最新の『口腔内スキャナー』も多く発表され、光学印象・デジタル化の進展がよりいっそう活性化してくると感じました